アパートなどの賃貸物件の駐車場は、とかく人の出入りが多いため、さまざまなトラブルが発生しやすい場所です。
しかし、駐車場で起こりやすいトラブルを知れば、対策や対処が可能です。
そこで、実際に起きた駐車場のトラブル事例と解決方法をご紹介しますので、いざという時に備えてくださいね。
賃貸物件で起こりやすい駐車場のトラブル事例2つ
賃貸物件で起こりやすい駐車場のトラブルを、2つご紹介します。
事例1:勝手に車が停められている
いつもと違う時間に車で帰宅すると、自分の駐車スペースに知らない車が駐車されていた事例です。
初めて遭遇したときは、クラクションを鳴らすと車を動かしてもらえたので、大きな問題にはなりませんでした。
しかし、また同じ車に駐車され、日常的に自分の駐車スペースを不正利用されていることに気づきました。
事例2:車にキズをつけられている
ゴミステーションや自転車の通路の近くに駐車スペースがあると、知らないうちに車にキズをつけられているケースがあります。
モノが当たらないように避けて車を停めるとしても、限界があります。
キズつけられている場面を直接見ることは難しいため、誰かを特定することもできず、修理費用を請求することはおろか注意することすらできません。
必見!賃貸物件で起こりやすい駐車場のトラブルへの対策
このような、駐車場でのトラブルへの対策は、管理会社へ連絡することがおすすめです。
自分で直接注意すると問題が大きくなる可能性がありますし、同じ集合物件の住民であれば、なるべく円満に解決できるほうがあとあと暮らしやすいでしょう。
自分で勝手に違法駐車の車を動かしたり、警告の張り紙をテープなどで張り付けたりすることは、自分が加害者になり得る危険があるため絶対にやめましょう。
管理会社は住民のトラブル対応も業務の一環になるので、第3者として間に入ってもらうようにしてくださいね。
そのためには、違法駐車のナンバーや車種などの特徴を控えたり、キズをつけられた箇所の撮影、日時を記録するなどして証拠を残しておくことが大切です。
ちなみに警察は民事不介入なので、私有地でのトラブルには対応してくれませんが、何度も繰り返すような悪質なケースでは、最終手段として連絡することも対策として検討しましょう。
まとめ
賃貸物件に住むのであれば、駐車場で起きやすいトラブルの対策を事前に知っておくことで、当事者となったときに冷静に対応できるのではないでしょうか。