賃貸物件に住んでいると、「部屋のフローリングが滑るのでなんとかしたい」といった悩みを抱えている人は意外と多くいらっしゃいます。
フローリングを滑りやすいままにしておくと、転倒などの事故やけがにつながりとても危険です。
かといって賃貸物件だとあまり手を加えることもできないので、何かよい対策はないのかと考えてしまうもの。
今回は賃貸物件のフローリングが滑る原因とすぐにできる対策についてご説明したいと思います!
賃貸物件のフローリングが滑る原因とは?
賃貸物件でよくあるフローリングが滑る主な原因としては、次のようなことが挙げられます。
フローリングのワックスがはがれている
一番多く聞かれる原因として、フローリングのワックスがはがれているケースが挙げられます。
ワックスがはがれてフローリング材がむき出しになると、思った以上に滑りやすくなるので注意が必要です。
湿度が高くなっている
湿度が高く、フローリングに結露が発生して湿っている場合も滑る原因となります。
油汚れが飛び散っている
揚げ物など調理中の油の飛散や食べこぼしなどによって、フローリングに油が広がったものが蓄積した場合にも滑る原因となります。
滑りやすい成分が付着している
たとえばサッシや建具の滑りをよくするためのスプレーを使用した場合、それに含まれているシリコン成分がフローリングに付着して滑る原因となってしまいます。
また、フローリングにジョイントマットを敷いたとき、マットの製造過程で使われたフッ素樹脂成分が残っている場合もあり、それらがフローリングに付着すると滑る原因になります。
賃貸物件のフローリングが滑る場合の対策
まずフローリングの状態をよく見て、定期的にワックスがけをしましょう。
結露対策には、冬や梅雨時期は湿度が高くならないように、除湿器の使用や、室内外の気温差が大きくならないよう注意するとよいでしょう。
また、揚げ物や食事のあとはフローリング用ウェットシートなどで軽く拭き掃除をすることを習慣にしておくのも滑りやすさへの対策となりますよ。
滑りをよくするスプレーを使ったのであれば、水拭きと乾拭きを何度か繰り返して成分を取り除きましょう。
今後使用する場合は滑り止め対策として、フローリングを新聞紙などで養生しておくと飛び散りを防げるので危なくありません。
ジョイントマットの成分が付着した場合も、同様に水拭きと乾拭きを繰り返すとよいでしょう。
ジョイントマット自体に滑り止め効果もありますが、使いはじめはジョイントマットを湿った雑巾できれいに拭くことで、万が一フッ素樹脂成分が残っていても滑る危険を回避できます。
まとめ
賃貸物件のフローリングが滑る原因と対策についてご説明しました。
滑ると感じたらそのまま放置せず、まずはワックスにはがれがないか、湿気や油汚れがないか、またはスプレーやジョイントマットの使用はなかったかを確認し、原因に応じて対策を施しましょう。
いくら室内でも滑って転倒したら大けがをする場合もあります。
特に小さいお子さまや高齢者、ペットを飼っているご家庭では注意してくださいね。
青い空鶴巻不動産部は、太田市内の子育てファミリーにぴったりの賃貸物件を多数取り扱っています。
太田市へのお引っ越しに関するご相談は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓