賃貸で部屋を探す際、できるだけ家賃を抑えようと思うと、どうしても狭い部屋に絞られます。
もっとも狭いのは四畳半だとされていますが、四畳半は狭く、住みにくいというイメージを持たれていることでしょう。
今回は、そんな四畳半の部屋に住むメリットや、四畳半の部屋だからこそできる有効活用術をご紹介します。
賃貸で四畳半の部屋に住むメリット
四畳半の部屋に住むメリットは3つあります。
メリットの1つ目は、家賃が抑えられることです。
予算に上限がある、都心で駅近など立地を優先したいなどの場合は、四畳半も選択肢のひとつです。
また家で過ごす時間が比較的短く、帰って寝るだけの場所だという生活スタイルであれば四畳半でも十分でしょう。
メリットの2つ目は、電気代が節約できることです。
部屋が狭い分、広い部屋に比べて冷暖房が効きやすいため、結果的に電気代が抑えられます。
メリットの3つ目は、余計な物を持たずに済むことです。
部屋のスペースが限られるため、所有できる物にも限界があります。
ついつい余計な物を買ってしまうという人にとっては、物も減って無駄遣いも減らせることは大きなメリットと言えますね。
このように、家賃面、電気代面、日々の買い物面など金銭的なメリットが大きいことが四畳半の魅力です。
賃貸で四畳半の部屋の有効活用術とは
次に、四畳半の有効活用術について3つご紹介します。
金銭的なメリットが多いとはいえ、やはり狭い四畳半、いかに快適に過ごせるかは大切なポイントです。
1つ目の活用術は、ベッドではなく布団にすることです。
ベッドを置いてしまうと、部屋の半分近くがベッドで埋まってしまいます。
布団は寝るとき以外は折りたためるので、その分スペースを確保できます。
布団ではなくベッドがいいという方は、折りたたみ式ベッドがおすすめです。
2つ目の活用術は、背の低い家具を選ぶことです。
ダイニングテーブルなど、背の高い家具は圧迫感があり、部屋が狭く感じやすくなります。
テーブルはローテーブルにする、棚は2段までのカラーボックスにするなどの工夫が必要です。
3つ目の活用術は、できるだけ物を減らすことです。
物が少なければ棚などを置く必要は無くなりますし、収納スペースに入りきらなかった物が床に散乱することもありません。
特に洋服は手ごろな価格の物を買ってワンシーズン使い切りにし、衣替えをしなくて済むようにすると格段に物が減らせます。