マンションやアパートなどを借りた際、本鍵とスペアキーを含めて2〜3本貰えます。
しかし家族が多い場合には本数が足りず、合鍵が必要になるケースがあります。
ここでは、賃貸物件の合鍵を作る際の注意点と、どこで作成が可能なのか、どれくらいの費用がかかるのかをご紹介します。
賃貸物件の合鍵を作る際の注意点は?
マンションやアパートを借り、鍵の本数が足りないためにスペアキー(合鍵)を作る場合には、大家さんや管理会社の許可をとらなければなりません。
賃貸物件は賃貸借契約と呼ばれるとおり大家さんや管理会社の所有物を入居者が貸してもらっている状態です。
そのため、勝手に合鍵を作成してはいけません。
また、契約期間中に作成した合鍵は自分で費用を払っていたとしても退去時には管理や防犯上の観点から所有者への返却が必要です。
紛失した場合は、その都度大家さんや管理会社へ連絡しましょう。
賃貸物件の合鍵はどこで作成可能?
マンションやアパートに採用されている鍵は主にディスクシリンダー錠やディンプルシリンダー錠、ピンタンブラー錠の3種類です。
これらはホームセンターや靴の修理をおこなう店舗で合鍵を作成できますが、なかにはメーカーに直接オーダーしなければならない鍵もあります。
合鍵を作りたい場合、作成の許可と合わせて、どこで作成できるのか確認しましょう。
賃貸物件の合鍵を作成するための費用はどれくらい?
マンションやアパートで合鍵を作成する費用は借主負担となり、鍵の種類によって費用は異なります。
一般的に使用されている両端に凹凸があるディスクシリンダー錠は、300〜800円で作成でき、作成時間は5分程度です。
鍵の両面に窪みがあるディンプルシリンダー錠では、3,000〜5,000円必要となり、作成には1時間前後かかります。
ディンプルシリンダー錠はセキュリティー性能を高めるために複雑な構造になっており、ディスクシリンダー錠と比較して作成時間と費用が高くなるのです。
ピンタンブラー錠は、鍵の片側のみに凹凸があるものです。
古くから使われているタイプの鍵ですが、最新のセキュリティ性能を高めたものもあります。
合鍵を作成できる場合、費用は1,000円程度、必要な時間は5~10分ほどです。
まとめ
賃貸物件の合鍵を作成する際は、大家さんや管理会社の許可を得ましょう。
防犯上のリスクに考慮する必要があり、鍵の種類によってはメーカー依頼になるケースもあるので注意が必要です。
合鍵の作成時間は持ち込みでできる場合は5~10分ででき、費用は1,000~5,000円のものが多くなっています。
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