賃貸物件のトイレは新築でない限り、すでに数年使われている状態がほとんどです。
その場合、掃除を怠けてしまうと、すぐにカビや黒ずみが発生してしまい、もちろん新築の場合も同じように放っておけば汚れは付着していきます。
カビや黒ずみの原因はじつは意外なところにあり、今回はとくにトイレタンクに注目して、掃除が必要な理由や方法などを解説していきます。
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賃貸物件のトイレタンクを掃除したほうが良い理由
トイレタンクのなかには洗浄用に水が溜められており、湿度も高く雑菌が繁殖する環境が整っている状態です。
これらの雑菌が便器に流れ込むと、不衛生なだけでなく水アカや黒ずみが付着する原因ともなり、これが掃除を必要とする1つの理由です。
また雑菌が便器でも繁殖し、においの原因になるケースも多く、それを防ぐためにも掃除は欠かせません。
便器を掃除してもすぐに黒ずみが付いたりにおいが取れない場合は、タンク内に原因があるケースが多く、心当たりがある方は確認してください。
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賃貸物件のトイレタンクを掃除する方法
カビに効く洗剤として塩素系の漂白剤を思い浮かべる方は多いでしょうが、トイレタンクの掃除方法には不向きです。
理由は、ゴムのパッキンや鉄の配管が入っているため塩素系の漂白剤を使うと劣化や損傷のおそれがあるからです。
使用するものはトイレ用中性洗剤とスポンジやブラシで、手順としてはまず止水栓を閉め、中の水を流します。
その後、内側をこすり洗いし、止水栓を開いて水を溜めて、洗剤が残らないよう何度か流して終了です。
ただ黒カビ退治には50℃以上の熱湯が効果的とされますが、タンクや便座は陶器製のためひび割れるおそれがあり、使用はできません。
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賃貸物件のトイレタンクの汚れを防ぐ方法
まず手洗い器が付いているタイプのものは、設置型の洗浄剤を使えば、カビや汚れの付着を予防できます。
汚れを防ぐには重曹を使うのも効果的で、掃除終了後に1カップの重曹を粉末のままタンク内に入れて6時間放置するだけです。
同じようにオキシクリーンも汚れを防ぐ効果があり、スプーン1杯程度を入れて、1~2時間後に流せば完了です。
これをできれば月に1回を目安としておこなえば、衛生的な環境を維持できます。
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まとめ
賃貸物件でトイレタンクの掃除が必要な理由には、カビやにおいの発生の抑制があります。
方法は中性洗剤でのこすり洗いが基本で、その際熱湯を使うとひび割れを起こすおそれがあるため、気を付けてください。
汚れを防ぐには設置型の洗剤や重曹などを使うのが効果的で、これを月1回を目安におこないましょう。
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青い空鶴巻不動産部 メディア 担当ライター
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