賃貸物件での一人暮らしをスタートさせる際、その地域の自治会へ加入されるか迷う方も多いのではないでしょうか。
加入は任意であるため、加入するかどうかは自由に選べます。
今回は、一人暮らしの方が自治会に加入することのメリットやデメリットについて、くわしくご紹介しましょう。
賃貸物件へお住まいを検討されている方、もしくは住まわれている方はぜひ参考にしてみてください。
賃貸で一人暮らしの方が自治会に加入するメリット
そもそも自治会とは、賃貸や戸建てなどの物件の種類を問わず、その地域で構成されている任意団体のことを指します。
活動内容やルールなどは、その自治会ごとに決められているため、その内容は地域によって異なるのが特徴です。
一人暮らしで自治会に加入する主なメリットとしては、自治会の催し物や交流会に参加できて地域の住民と交流ができる点が挙げられます。
また、地域のパトロールや犯罪情報を伝達し対策を促し暮らしの安全性を向上させるのも、自治会の活動目的の1つです。
そのため、交流イベントなどだけでなく、防災時を想定した避難訓練や、防災時に必要な備えについて加入者間で共有し学べます。
自治会内で情報を共有しあうことにより、防犯対策に関する情報を把握できる点も加入のメリットです。
賃貸で一人暮らしの方が自治会に加入するデメリット
自治会に加入すると、一人暮らしの方にはいくつかのメリットがありますが、それと同時に、加入するデメリットもいくつか挙げられます。
例えば、地域によって運営ルールは異なりますが、加入するにあたりデメリットとなるのが、活動によって時間が拘束されるという点です。
もちろん、加入することで交流会や防災イベントに参加できますが、そもそもそのようなイベントに参加する時間がない方も多いかと思います。
仕事や用事などでスケジュールが埋まってしまいやすい方にとっては、せっかく自治会に加入しても十分に活動ができない可能性があります。
また、賃貸で一人暮らしをしている方にとっては、引っ越しなどの転居時に、手続きが面倒と感じてしまうケースも多くあります。
加入を検討される場合は、自分の状況と照らし合わせて加入後も問題なく活動できるか考えて判断することが大切です。