今回は、群馬県太田市にある「縁切寺満徳寺資料館」をご紹介します。
縁切寺満徳寺資料館とはどんなところなのか、まずはその歴史も含めた概要を簡単に解説したうえで、縁切寺満徳寺資料館へのアクセスや開館時間、休館日、入館料などの基本情報もご紹介していきます。
その昔の夫婦の離婚のあり方について考えさせられるような施設となっていますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
群馬県太田市の縁切寺満徳寺資料館の歴史や概要
群馬県太田市にある縁切寺満徳寺資料館とは、明治5年に廃寺になった満徳寺の跡地を利用して建設された資料館です。
満徳寺は、新田義季の娘である浄念尼が開いた尼寺で、江戸時代には鎌倉市の東慶寺と並ぶ「日本でたった2つの幕府公認の縁切寺」として知られていました。
縁切寺とはいわば夫との離婚を望む女性を救済し、離婚を達成させるための寺。
満徳寺が廃寺になってからも本尊を地域住民が守り続け、昭和31年(1956年)には、跡地の一部が群馬県指定遺跡「縁切寺満徳寺遺跡」に指定されました。
そしてその後、縁切寺満徳寺の歴史的・文化的意義をかんがみて、かつての伽藍の完全復元と縁切寺満徳寺資料館の建設が計画され、今の資料館ができたのです。
縁切寺満徳寺資料館には満徳寺に関する資料が豊富に展示されているだけでなく、縁切り俗信を現代によみがえらせた「縁切・縁結厠」という珍しいものもあり人気です。
「縁切・縁結厠」は左右に白黒の厠があり、右の白が縁切り用、左の黒が縁結び用となっています。
「白黒をはっきりさせて、自分の人生を一歩前進させたい」という気持ちで、縁切札・縁結札をそれぞれに流します。
1ヶ所で縁切り・縁結びができるのが、大きな特徴ですよ。
太田市の縁切寺満徳寺資料館のアクセスや基本情報
縁切寺満徳寺資料館のアクセスや開館時間をはじめとした基本情報は以下のとおりです。
●所在地:群馬県太田市徳川町385-1
●電車でのアクセス:東武鉄道世良田駅より徒歩35分(駅前に無料のレンタサイクルあり)
●車でのアクセス:関越自動車道花園ICから40分/東北自動車道館林ICからR354で50分/北関東自動車道伊勢崎ICからR17上武道路利用で20分
●開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
●休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始・企画展開催にともなう展示替えのための臨時休館あり
●入館料:一般200円(20名以上の団体は160円)・中学生以下無料 ※新田荘歴史資料館、高山彦九郎記念館、藪塚本町歴史民俗資料館、大隅俊平美術館にも入れる5館共通券は450円、大隅俊平美術館以外の4館に入れる4館共通券は300円
●駐車場:あり(縁切寺満徳寺の里駐車場を利用)
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まとめ
今回は群馬県太田市にある縁切寺満徳寺資料館について、その歴史を含めた概要や、アクセスなどの基本情報をご紹介しました。
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
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